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【公認会計士の転職は最強?】その理由と高年収転職の秘訣を徹底解説

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公認会計士としてキャリアを積んできたけれど、これからどう進むべきか悩んでいますか?

転職市場を見てみると、多くの選択肢がありすぎて何を基準に決めたら良いのか、困ってしまうことはありませんか?

それとも、すでに転職の決断をしたけれど、どう進んでいくべきか不安が残っていますか?

くまの助

こんにちは。公認会計士のくまの助です

上記は多くの公認会計士が経験する「転職に対する迷い」です。

情報が多すぎてどの道を選べば最善の結果が得られるのか見極めるのは困難です。特に、公認会計士というスキルを持つ人々にとって、次のステップは重大な意味を持ちます。

私自身も公認会計士としてキャリアをスタートさせ、FASへ転職してその後、独立しています。その中でみてきた転職の選択肢と、高収入転職の方法をお伝えします。

この記事では、最強と言われる公認会計士の転職の選択肢や、具体的な戦略、実践的なステップを共有します。

この記事を読むことで、「公認会計士の転職は最強か?」その理由と、転職に成功し、高収入を得るための秘訣を理解することができます。

くまの助

公認会計士は、会計・監査のスキルをベースに幅広い転職が可能!
転職でスキルを身に付けて、キャリアアップしましょう!

公認会計士のおすすめの転職先の選択肢は以下の通り。

公認会計士の転職先
  • M&A系   :FAS、PEファンド、経営企画部
  • 会計・税務系 :税理士法人、財務アドバイザリー、経理部
  • 監査系    :監査法人、内部監査部門

また、公認会計士の方におすすめの転職エージェントは、マイナビ会計士です。

マイナビ会計士は転職初心者の方におすすめの転職エージェントで、担当の方についていただけるため、丁寧に転職のアドバイスをしてもらえます。また、会計士専門であるため、担当の方が業界の動向に詳しいことが強みです。

転職エージェントに登録し、情報収集をすることで、自分の選択肢に気づくことも可能です。キャリアプランに悩んでいる方こそ、一度相談してみることをオススメします。

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関連記事①:【公認会計士が選ぶ】転職エージェント・サイトのおすすめ10選
関連記事②:マイナビ会計士の評判に関する記事はこちら
関連記事③:【公認会計士の年収】転職で20代 年収1,000万円も現実的に可能

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この記事の著者

くまの助(Twitter

公認会計士

・大学在学中に公認会計試験に合格。
・BIG4監査法人で監査業務に従事した後、BIG4 FASへ転職し、M&A業務に従事。
・独立開業後も、継続してM&A業務を行っている。

プロフィール詳細はこちら

目次

公認会計士の転職が最強である理由

公認会計士の転職が最強である理由

公認会計士の転職が最強である最大の理由は、その転職先の選択肢の広さです。

公認会計士は、会計・数字のプロとして、その知識・経験を軸とした転職に強みがあります。

公認会計士の転職が最強である理由
  • 転職先の選択肢が広い
  • 年収水準が高い
  • 未経験で転職可能
  • スキルアップになる

転職の選択肢が広い

公認会計士は転職先の選択肢は、他の資格に比べると広くなります。

一般的に公認会計士試験に合格すると監査法人に就職する方が多いかと思いますが、監査法人を辞めた後は、公認会計士は業種を問わず、幅広い企業での活躍が期待される専門職です。

監査法人、コンサルティングファーム、金融機関、一般事業会社の経理部門、そして自身の事務所開業と、キャリアパスは多岐に渡ります。

くまの助

これほど幅広い職種に転職可能な資格はあまりないです。

転職後の年収水準が高い

公認会計士の知識とスキルは、企業経営において非常に高い価値を持っています。

そのため、公認会計士は高い年収を得ることが可能です。特に、適切な転職戦略を立てることで、さらに高収入を得るチャンスが広がります。

元々監査法人の年収も下記のBIG4監査法人の職位別の年収の通り高収入ではありますが、転職によりさらに年収をアップすることも可能です。

BIG4監査法人の職位別の年収

職位経験年数年収
スタッフ4年程度500~700万円
シニアスタッフ4年程度700~900万円
マネージャー4年程度1,000~1,200万円
シニアマネージャー4年程度1,200~1,400万円
ディレクター/パートナー1,500万円~

後段で転職先の選択肢ごとの年収水準を紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。

関連記事:【公認会計士の年収】転職で20代 年収1,000万円も現実的に可能

未経験で転職可能

公認会計士は、会計・監査の周辺領域であれば、その領域が未経験で転職可能です。

具体的には、税務、M&A、財務系のコンサルティング業界であれば、監査経験さえあれば、努力次第で早期にキャッチアップ可能です。

ただし、あまりにも早期(1~2年)に監査法人を辞めてしまうと、会社の組織運営や、会計・財務・内部統制等に関する知識が十分に身に付かず、転職先で苦労することになるので、監査法人で4~5年の監査経験を積むことをおすすめします。

参考:【監査法人を辞めたい方必見】監査法人を辞めるタイミングを徹底解説

スキルアップ

公認会計士が転職をすることで、新たな業界や職種の知識を身につけ、より幅広い経験を積むことができます。これにより、スキルを向上させ、市場価値を高めることができます。

公認会計士の仕事として、独立も1つの選択肢になりえます。この記事を読まれている方は、監査法人に勤務の方が多いと思いますが、将来、独立を検討されている方も多いと思います。

監査法人から転職することで、別のスキルを身につけることができ、これが独立に役にたちます

ただ、監査経験のみで独立するのは、不安ではありませんか?今は、監査バイトの仕事もあるので、独立後も食べていくには困らないかと思います。

しかし、独立するには武器が多い方がいいので、税務やM&A業務のスキルを身に着けてからでも遅くはないかと思います。

公認会計士の転職市場の状況(転職先・年収・年齢等)

ここでは、2022年の公認会計士の転職データから、転職市場の状況について分析していきます。

公認会計士の転職決定者は平均の決定年収は824.4万円、転職決定時の平均年齢は40.9歳、ネクストキャリアに全体の4分の1以上が、 「経理・財務」職を希望しています。

公認会計士の転職市場の状況詳細

近年、公認会計士試験の合格者は少しずつ増えており、公認会計士の総人数も増えています。

一方で、人手不足は続いており、よほどの大きな景気の変動がない限りは、今後も売り手市場が続くと予想されます。

また、一昔前は独立開業を目指す公認会計士が一般的だった一方で、現在の公認会計士の転職トレンドとして、事業会社への転職を希望する会計士は増加傾向にあります。

これは、事業会社での公認会計士の需要の増大や、ワークライフバランス重視の働き方が広まったことによるものと考えられます。

公認会計士の転職先

公認会計士の転職先は、監査法人、コンサルティングファーム、会計事務所、一般事業会社の経理部門等、多岐にわたりますが、主な2022年の公認会計士の転職先は下記の通りです。

転職先としては、事業会社の「経理・財務」が最も多く全体の4分の1以上を占めており、そのあとに割合が大きい順に「会計事務所・監査法人」「経営企画・内部監査」「コンサルティングファーム」「役員・その他」と続いています。

2022年公認会計士の転職先

転職先構成比
事業会社(経理・財務)27%
会計事務所11%
監査法人10%
事業会社(経営企画)7%
コンサルティングファーム7%
事業会社(内部監査)5%
その他33%
出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12135.html 

転職した公認会計士の決定年収

公認会計士の転職決定者の決定年収は、平均が824.4万円で一番人数の多かった層は「700~999万円」で約半数を占める結果となりました。

転職先別の年収としては、コンサルティングファームが最も高くなっています。これは年収が高いM&Aや事業再生を行うFAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)の年収が高いことが要因と考えられます。

転職した公認会計士の決定年収

年収構成比
~499万円1%
500~699万円26%
700~999万円47%
1,000万円~26%
出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12135.html 

公認会計士の転職先別の決定年収

転職先平均年収
事業会社857.3万円
監査法人684.1万円
会計事務所729.0万円
コンサル976.7万円
出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12135.html 

転職に成功した公認会計士の年齢

転職に成功した公認会計士の平均年齢は40.9歳で、最も多かったのは30代で全体の46%と半数近くを占める結果となりっています。

一方で、20代で転職を決めた割合が8%にとどまっています。これはある程度経験を積んだ方が転職しやすいと考えられます。

転職に成功した公認会計士の年齢

年収構成比
10~20代8%
30代46%
40代31%
50代9%
60代~6%
出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12135.html 

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公認会計士の転職先とキャリアイメージ

公認会計士の転職先とキャリアイメージ

公認会計士のキャリアは、公認会計士試験に合格することから始まります。公認会計士試験合格後、大多数の方は監査法人へ就職されたかと思います。

その後は、修了考査に合格した4年目あたりから、監査法人から他社へ転職する方が多くなってきます。この年次は、監査法人の職位としてもスタッフからシニアスタッフに昇格した年次となります。

公認会計士の場合は「公認会計士の代表的なキャリアイメージ」の図の通り、転職の選択肢がかなり多く、多様なキャリアを形成することが可能となります。

様々なキャリアがある一方で、公認会計士の転職先は大きく①M&A系、②会計・税務系、③監査系に大別されます。

以降では、主な転職先をこの3つに分類して詳細に解説しています。

公認会計士の転職の選択肢①M&A系

公認会計士の転職は最強①M&A系

公認会計士の転職先として、M&A系の転職が考えられます。

M&A系の転職としては、FAS、PEファンド、事業会社の経営企画等が挙げられます。

M&Aは、会計・税務・法務等に非常に高い専門性が求められますが、公認会計士の場合は、会計の専門性を軸に転職することになります。

最も多いのが、BIG4のFASへの転職となります。

FASには、公認会計士で監査経験が5年程度あれば、M&A業務未経験でも転職可能です。

くまの助

PEファンドや、経営企画にはFASを経由する人が多いです。

公認会計士の転職先 FAS

公認会計士のM&A系の転職先の1つ目は、FASです。

FASとは、Financial Advisory Serviceの略で、主にM&A関連業務を行う会社のことです。

FASの業務内容

FAS業務は、M&A業務がメインとなります。

FASの主な業務は以下の通りです。

主なFAS業務
  • FA(ファイナンシャルアドバイザー)
  • 財務・ビジネスデューデリジェンス(DD)
  • 株式価値評価 / 無形資産評価(PPA)
  • 財務モデリング
  • 買収後の統合業務(PMI)
  • 事業再生・再編
  • フォレンジック(不正調査)

一言にFASといっても、その業務内容は多岐にわたります。

【関連記事】
FASの業務内容に関する記事はこちら>>

FASの年収水準

FASは、M&A件数が右肩上がり伸びていることもあり、業界全体として、業績はかなり好調です

そのため、年収水準もかなり高いです。

BIG4のFASは、監査法人と比べても、職位が1ランク以上高いような給与体系となっています。

ただ、年収が高い分、監査法人よりもハードワークが求められます

職位経験年数年収
スタッフ3~4年程度500~800万円
シニアスタッフ3~4年程度900~1,200万円
マネージャー3~4年程度1,200~1,800万円
シニアマネージャー3~4年程度1,500~2,100万円
ディレクター/パートナー2,500万円~

【関連記事】
BIG4 FASの年収に関する記事はこちら>>

FASで身に付くスキル

FASでは、M&A関連のスキルが身に付きますが、身に付くスキルは業務経験によります。

監査法人から転職する場合、財務DD業務に従事することが多くなります。

ずっとFASで勤務するのであれば、財務DDのスキルを磨き続けるのがいいと思います。

しかし、将来の独立を見据えるのであれば、財務DDだけでなく、株式価値評価業務や、財務モデリング等を経験するのがおすすめです。

くまの助

独立でも、PEファンドや経営企画を目指すにもFAS業務を経験するのがおすすめ!

公認会計士の転職先 PEファンド

公認会計士のM&A系の転職先の2つ目は、PEファンドです。

PEは、Private Equityの略で、PEファンドは非上場企業を買収し、バリューアップした上で売却し、売却益を得ることで利益を獲得します

このように、 M&A業務の始めから最後までの一連の業務を行う会社であるため、転職するためにはM&Aの知識が必要になってきます。

そのため、FASの次のキャリアとして、人気の転職先となります。

くまの助

ただ、PEファンドはかなり狭き門。
ライバルは、投資銀行や戦略コンサル出身の方になります。

PEファンドの業務内容

PEファンドの主な業務は以下の通りで、M&A業務の一覧の流れの通りに業務を行っていくことになります。

そのため、PEファンドに転職する前には、FASでM&A業務の一連の流れを経験しておくことがいい(特に財務モデリング、CFA業務、財務DD業務)と思います。

FASだと、財務、ビジネス等の各業務の専門家が1つの領域について深く検討するので、1つの専門能力に長けていることが重要となります。

一方、PEファンドは、少数のメンバーで投資検討を行うため、1人あたりの担当領域が広くなる傾向にあり、自身の専門領域以外のスキルも磨いていく必要があります。

主なPEファンドの業務
  • 投資案件の発掘・検討・交渉
  • DDにおける各専門家のコントロール
  • 投資採算の検討
  • 投資の実行・バリューアップ
  • 投資のモニタリング
  • 売却

PEファンドの年収水準

PEファンドの年収水準は、日本でトップクラスとなります。

また、PEファンドには、特有の給与体系としてキャリーというものが存在します。

これは、投資先を売却した際の売却益を、関与メンバー等に配分する仕組みで、貢献割合によって配分比率が変わります

そのため、一概にいくらとは言えないのですが、かなりの金額になります。

また、日系と外資でも金額は異なりますが、参考までに日系PEファンドの報酬体系を下記に示しておきます。

以下の金額にキャリーを加算した金額が大まかな年収イメージとなります。

職位年収
アナリスト800~1,000万円
アソシエイト1,000~1,200万円
ヴァイスプレジデント1,200~1,500万円
ディレクター1,500~2,000万円

公認会計士の転職先 事業会社の経営企画

公認会計士のM&A系の転職先の3つ目は、事業会社の経営企画です。

経営企画の業務には、様々な業務がありますが、その中にM&A業務が含まれます。

M&Aは、その専門性からFAS経験者の採用を進めている会社が多くあります。

経営企画の業務内容

経営企画部の業務内容は以下の通りです。

M&Aを積極的に実施しているかは、会社次第ではありますが、M&A業務以外にも会社の将来の方向性を決めるような重要な業務も多く、非常にやりがいのある仕事です。

主な経営企画の業務
  • 予算策定
  • 中期経営計画の策定
  • 事業ポートフォリオの組み替え
  • M&A戦略の策定・実行
  • 新規事業
  • 子会社管理

経営企画の年収

経営企画の年収は、転職する会社の給与体系によって異なります。

ただ、一般的に経営企画は社内でも重要なポジションであることが多く、年収水準は社内では高水準になる可能性が高いです。

M&A関連業界への転職に興味のかる公認会計士の方はマイナビ会計士に登録して、情報収集してみてください。

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公認会計士の転職の選択肢②会計・税務系

公認会計士の転職は最強②会計・税務系

公認会計士の会計・税務系の転職先としては、税理士法人や財務コンサルティング会社、事業会社の経理等があげられます。

いずれも会計や税務の知識・経験を軸にした転職となります。

公認会計士の転職先 税理士法人

公認会計士の転職先として、税理士法人があげられます。

税理士法人の業務内容、年収、税理士法人で身に付くスキルは以下の通りです。

税理士法人の業務内容

税理士法人の業務内容として、BIG4の税理士法人の業務を参考にご紹介します。

なお、BIG4では大規模法人向けの税務サービスがメインとなっています。

主な税理士法人(BIG4)の業務内容
  • 税務コンプライアンス
    税務申告書の作成、税務相談、税務代行など
  • 税務コンサルティング
    M&A・組織再編に係る税務、事業承継、企業再生の税務
  • 国際税務
    国際税務、関税・間接税、移転価格税制

税理士法人の年収

税理士法人の年収は、基本的に監査法人と同様の給与体系となっております。

職位経験年数年収
スタッフ4年程度500~700万円
シニアスタッフ4年程度700~900万円
マネージャー4年程度1,000~1,200万円
シニアマネージャー4年程度1,200~1,400万円
ディレクター/パートナー1,500万円~

税理士法人で身に付くスキル

税理士法人で働くことで、税務関連の知識が身に付きます。

そのため、BIG4で業務経験を積むことで、独立した際に必要な知識を身につけることができます

ただし、独立した場合のクライアントは中小企業が多くなると思いますので、独立して使わない知識もあるかと思いますが、大は小を兼ねるので、特に問題はありません。

むしろ、中小の税理士法人や会計事務所に転職することで、年収が下がる傾向にあります。

公認会計士の転職先 事業会社の経理

公認会計士の経理・税務系の転職先の2つ目は事業会社の経理です。

基本的に公認会計士の会計・税務に関する知識をフルで活かせるのは、上場会社となります。

経理の業務内容

経理の業務内容は以下の通りとなります。

主な経理の業務内容
  • 仕訳・帳簿作成
  • 原価計算
  • 月次決算
  • 四半期決算(単体・連結)
  • 年度決算(単体・連結)
  • 決算関連IR資料の作成
  • 予算策定

経理の年収

経理の年収はやはり、事業会社なので、転職する会社の給与水準に左右されます。

ただ、監査法人時代の年収を維持しようとすると、英語ができる方が有利でしょう。

公認会計士の転職先 財務コンサルティング

公認会計士の経理・税務系の転職先の3つ目は、財務コンサルティング業務です。

財務コンサルティング業界で一番の大手は、BIG4監査法人のアドバイザリー部隊です。

財務コンサルティングの業務内容

財務コンサルティング業務は多岐にわたりますが、以下のような業務が中心となります。

どの部門に所属するかによっても、関与する案件種類が異なってきますので、転職を希望するファームでどの業務に強みがあるのかを調べるようにしましょう。

主な財務コンサルティング業務
  • IFRS導入支援業務
  • 財務報告体制・プロセス構築に関するアドバイザリー業務
  • 内部統制(J-SOX、SOX)への対応業務
  • 事業リスクへのアドバイザリー業務
  • IPO支援業務
  • 公共向けコンサルティング
  • サイバーセキュリティ対策

財務コンサルティングの年収

財務コンサルティング業務でも、BIG4であれば年収水準は監査法人と同様の体系となっています。

職位経験年数年収
スタッフ4年程度500~700万円
シニアスタッフ4年程度700~900万円
マネージャー4年程度1,000~1,200万円
シニアマネージャー4年程度1,200~1,400万円
ディレクター/パートナー1,500万円~

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公認会計士の転職の選択肢③監査系

公認会計士の転職は最強②監査系

公認会計士の監査系の転職先としては、他の監査法人や、事業会社の内部監査が挙げられます。

公認会計士の転職先 監査法人

現在の監査法人から、別の監査法人へ転職するパターンです。

BIG4間での転職も、中小⇔BIG4間の転職もやることがそれほど大きく変わりませんが、別の環境で監査業務を経験したい方にオススメです。

監査法人の業務内容

監査法人の業務内容については、あえて説明する必要はないと思いますが、主に財務諸表監査と内部統制監査となります。

監査法人の年収

監査法人の年収は、BIG4ではどのファームも以下のような水準です。

一般的にBIG4の年収の方が、中小監査法人よりも年収が100~200万円程度高い傾向にあります。

【再掲】BIG4の職位別年収

職位経験年数年収
スタッフ4年程度500~700万円
シニアスタッフ4年程度700~900万円
マネージャー4年程度1,000~1,200万円
シニアマネージャー4年程度1,200~1,400万円
ディレクター/パートナー1,500万円~

監査法人で身に付くスキル

監査法人で監査業務を行うことで、会計スキル・監査スキルが身に付きます

上記がハードスキルとなりますが、それ以外にも監査の素晴らしい点があります。

それは、上場会社の重要な資料を見たり、組織運営を学べることです。

監査ほど、会社の様々な重要情報にアクセスできる仕事はなかなかありません。

将来、監査以外の仕事をする際にも必ず役に立つので、常に学ぶ姿勢で資料を見たり、ヒアリングを行うようにしましょう。

公認会計士の転職先 事業会社の内部監査

公認会計士の転職先として、事業会社の内部監査部門があげられます。

内部監査は、会社内部で行う監査で、業務上の不正防止や、業務の効率化を目的として実施されます。

監査法人の知識や経験を活かして、事業会社の内部監査部門に転職される方も一定数います。

内部監査の業務内容

内部監査の業務内容は、以下の通りで、公認会計士による監査と同様の流れとなります。

なお、社内の各部門を監査することになるため、社内でのコミュニケーションが非常に重要となる仕事です。

主な内部監査部門の業務内容
  • 内部監査計画の策定
  • 内部監査の実施
  • 内部監査調書の作成
  • 内部監査報告
  • フォローアップ

内部監査部門の年収

内部監査部門の年収水準は、所属する会社の給与体系に依存します。

また、内部監査部門は、その特性上、社内の他の部署のチェックを行うため、内部監査部門には、年齢やキャリアが高い方が配属される傾向にあります。

そのため、内部監査部門の年収は、他の部門と比較しても高い傾向にあります。

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公認会計士向けの転職エージェント

公認会計士の転職は最強 転職エージェント

公認会計士におすすめの転職エージェントは、マイナビ会計士、ジャスネットキャリア、MS-Japanです。

これらの転職エージェントは、公認会計士を対象とした幅広い求人を保有しています。

しかし、転職は、求人とのタイミングも重要であるため、複数のエージェントに登録して、希望の求人を探すことをオススメします。

くまの助

転職エージェントからは、転職先の業界の話を色々と聞けるため、情報収集の観点からも、とりあえず話を聞いてみるのをオススメ!

【関連記事】
公認会計士におすすめの転職エージェントに関する記事はこちら>>

公認会計士向け転職エージェント①マイナビ会計士

おすすめの転職エージェントの1社目は、【マイナビ会計士】です。

マイナビ会計士は、公認会計士専門の転職エージェントであり、業界専門のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。

公認会計士向けの非公開求人を多数保有している点に特徴があります。

私も、マイナビ会計士を利用していましたが、担当の方が公認会計士業界にかなり詳しくBIG4の動向や転職マーケットの状況を含めて、かなり詳細に話を聞くことができました

やはり、担当者の方が業界に詳しいことは重要です。

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公認会計士向け転職エージェント②ジャスネットキャリア

おすすめの転職エージェントの2社目は、【ジャスネットキャリア】 です。

ジャスネットキャリアは、公認会計士・税理士を対象とした転職支援・求人サイトで、豊富な取引実績と非公開求人を保有しています。

また、会計・税務・財務の求人に特化しているため、業界の傾向にも詳しく、職務経歴書・面接対策等のサポートをしてもらえます。

公認会計士向け転職エージェント③MS-Japan

おすすめの転職エージェントの3社目は、【MS-Japan】 です。

MS-Japanは、経理や財務、経営企画等の管理部門に強いエージェントとなります。

事業会社に転職したい方は、登録してみましょう。

公認

【公認会計士の転職は最強?】その理由と高年収転職の秘訣を徹底解説 まとめ

【公認会計士の転職は最強?】その理由と高年収転職の秘訣を徹底解説

以上、公認会計士の転職がなぜ最強と言われるのか、その理由と高収入を得るための転職成功の秘訣について解説しました。

適切な転職先選びからスキルアップまで、公認会計士として最大限のキャリアを築くためには、転職戦略を持つことが必要です。公認会計士の主な転職先は以下の通りです。

公認会計士の転職先
  • M&A系   :FAS、PEファンド、経営企画部
  • 会計・税務系 :税理士法人、財務アドバイザリー、経理部
  • 監査系    :監査法人、内部監査部門

そして、転職戦略を助けるのが転職エージェントです。その中でも、公認会計士専門の転職エージェント「マイナビ会計士」は、公認会計士の転職市場に精通したプロフェッショナルがあなたを全面的にサポートします。

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大学在学中に公認会計士試験に合格。BIG4 監査法人へ入社し監査業務に従事したのち、BIG4 FASへ転職してM&A業務に従事。その後、独立して継続してM&A業務に従事している。

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