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【USCPAの費用は高い?】その価値を見極めるための費用対効果を分析

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こんにちは。公認会計士のくまの助です。

米国公認会計士(USCPA)の資格を取得すると、専門性の高いキャリアと高収入を手に入れることも夢ではありません。しかし、その費用については、十分に把握していますか?

USCPAの取得費用は、予備校や教材、受験料などから構成され、意外と高額になりがちです。そのため、費用の内訳をしっかり理解したうえで、各予備校の実績と講座費用を含めた費用を考慮して、予備校を選ぶことをおすすめします。

USCPA取得のための費用総額は下記の通りです。

費用項目内容費用
学習費用予備校代や教材費約30~82万円
受験資格費用学歴評価の発行依頼約1~3万円
受験費用・出願料金
・会場手数料
・受験料
約31~40万円
登録費用ライセンス費用約6万円
合計約70~130万円
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

USCPAの取得費用は約70~130万円と高額に見えますが、USCPAに合格し監査法人等で活躍することで、年収1,000万円超も実現可能で、費用の回収は難しくありません。

費用が気になる方にはCPA会計学院のUSCPA講座をおすすめします。受講料は、業界でも最安値水準である約39万円で提供されていることに加え、リスキリング制度を使うことで最大70%の補助を受けることが可能です。

しかも、CPA会計学院は最難関会計資格である日本の公認会計士試験の合格実績No1スクールです。

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この記事の著者

くまの助(Twitter

公認会計士

・大学在学中に公認会計試験に合格。
・BIG4監査法人で監査業務に従事した後、BIG4 FASへ転職し、M&A業務に従事。
・独立開業後も、継続してM&A業務を行っている。

プロフィール詳細はこちら

目次

USCPAの取得費用高い?約70~130万円の内訳を解説

USCPAの取得費用は約70~132万円?その内訳を解説

USCPAの取得に掛かる費用は約70~130万円となっています。

また、費用の幅がかなり広くなっていますが、出願州や、単位取得状況、為替変動が要因です。

  • 出願州によって受験資格要件となる単位数が異なる
  • 大学での取得単位数によって、選ぶべき予備校のコースが変わる
  • 受験料はドルベースでの支払となるため、為替の影響を受ける

USCPA取得費用の内訳

USCPA取得約70~130万円の内訳としては、学習費用として約30~82万円、受験資格取得費用が約1~3万円、受験費用が約31~40万円、登録費用が約6万円となっています。

USCPA取得にかかる費用

費用項目内容費用
学習費用予備校代や教材費約30~82万円
受験資格取得費用学歴評価の発行依頼約1~3万円
受験費用・出願料金
・国際会場手数料
・受験料
約31~40万円
登録費用ライセンス費用約6万円
合計約70~130万円
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

USCPAの学習に関する費用

USCPAの学習に関する費用

USCPA取得費用のうち、最も大きくなるのは学習にかかる費用で、主に予備校代となります。予備校代に単位取得料を含むかどうかで金額に幅があるため、詳細に解説します。

USCPA講座を開講している各予備校の料金を比較

USCPA講座を展開している予備校は、アビタス、CPA会計学院、TAC、大原、プロアクティブがあげられますが、最も標準的なコースは、アビタスのライトパック(約61万円)となっています。

このアビタスのライトパックには、単位試験料15単位分が含まれています。

一方で、USCPAの講座料金を抑えたい方はCPA会計学院をおすすめします。39.6万円で提供されており、かつ、単位試験料も含まれています

各予備校のUSPCA講座の費用を比較

予備校コース費用・料金(税込)単位試験料
アビタスライトパック
フルパック
613,600円
815,800円
15単位込み
53単位込み
CPA会計学院USCPA講座396,000円単位試験料込み
TAC総合本科生(Web・通学)
総合本科生Plus(Web・通学)      
484,000~515,000円
514,000~545,000円
単位試験料は含まない
別途21,000円/3単位
大原Web通信コース
映像通学コース
635,000円
655,000円
24単位分込み
不足分は別途
プロアクティブeラーニングコース
通学・通信コース
319,000円
385,000円
単位試験料は含まない
別途250USD/3単位
出典:各社のHP

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USCPA取得費用に掛かる口コミ・評判

USCPAの取得費用に掛かる口コミ・評判を紹介しておきます。

みなさんの状況によって、金額は異なりますが、やはり70万円~140万円の範囲内の費用はかかっているようです。

USCPAの受験資格取得に関する費用

USCPAの受験資格取得に関する費用

USCPAを受験する際の必要な要件は州によって異なります。

しかし、いずれの州のアメリカの大学の学位や単体取得が要件となっているため、アメリカ以外の大学を卒業している場合は、学歴証明が必要となります。

USCPA試験の受験のための学歴評価に関する費用

USCPA試験の受験のためには、学歴評価機関による学歴評価が必要で、その費用として100~225ドル(約1.1~3.1万円)がかかります。

ここでは、要件が比較的ゆるやかなアラスカ州の受験資格を例に解説します。アラスカ州の受験資格要件は下記の通り(参考:アビタス受験資格)。

  • 4年生大学の学位
  • 会計15単位

しかし、上記がアメリカ以外の大学を卒業している場合には、取得した学位・単位がアメリカの学位や単位と同等であることを証明するために、学歴評価が必要となります。

卒業した大学から英文成績証明書や、英文卒業証明書を取得し、NIESなどの指定期間に学歴評価を依頼する必要があります。

学歴評価機関にはNIESとFACSがあり、費用は下記の通りです。

NIESFACS
費用(USD)225ドル100ドル
費用(円)2.5~3.1万円1.1~1.4万円
対応する州ワシントン
アラスカ
ニューヨーク
グアム 等
グアム
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

なお、学歴評価の際に必要となる英文成績証明書や英文卒業証明書の発行手数料は、大学によって異なりますが、数百円程度で取得可能かと思います。

USCPA試験の受験費用

USCPA試験の受験費用

USCPAの受験費用としては、出願料金、再出願料金、国際会場手数料、受験料金がかかり、その総額は約31~40万円となります。

USCPAの受験費用の内訳は下記の通りです。

USCPA試験の受験費用

費用項目内容費用(円)
出願料金出願手数料
(6ヶ月間有効)
約1.6~2.8万円
再出願料金再出願手数料
※出願から6ヶ月
経過した場合に必要
約2~2.8万円
※2回分
国際会場手数料アメリカ以外の会場で
受験する場合に必要
約17~22万円
※4科目分
受験料金各科目の受験費用約10~13万円
※4科目分
合計約31~40万円
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

なお、これは4科目すべてを1回で合格した場合の金額で、不合格となった場合には1回あたり約9万円かかります(再出願料金1万円+国際会場手数料5万円+受験料金3万円)。

USCPA試験の出願料金

USPCA試験の出願料は、州によって手数料が異なり、150~200ドルがかかります。

受験票は6ヶ月間有効で、出願する際に6ヶ月間で受験する科目を決めておき、出願料と受験料金を支払う仕組みとなっています。

日本在住者の受験者が多いアラスカ州は185ドル、グアムは200ドルとなっています。

USCPA出願料金

費用項目内容費用
出願料金出願手数料
(6ヶ月間有効)
150~200ドル
(約1.6~2.8万円)
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

USCPA試験の再出願料金

再出願料金とは、2度目に支払う出願手数料のことを言います。

上記の通り、初回の出願での受験有効期間は6ヶ月であるため、それ以降に受験する科目については、再出願料金を支払う必要があります。

USCPA試験は4科目であるため、初回出願料金ですべての受験を賄うのは現実的ではなく、2回は再出願料金(180~200ドル/2回)の支払いが必要になるでしょう(約2~2.8万円)

USCPA再出願料

費用項目内容費用
再出願料金再出願手数料
※出願から6ヶ月
経過した場合に必要
180~200ドル/2回
(約2~2.8万円)
※1回あたり90~100ドル
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

なお、再出願料の料金は、日本在住者の受験者が多いアラスカ州は90ドル、グアムは100ドルとなっています。

USCPA試験の国際会場手数料

USCPA試験では、アメリカとカナダ以外の国でUSCPA試験を受験する際に必要となる費用です。

出願後、1~4週間で受験票が発行されますが、その際に国際会場手数料を追加で支払う必要があります。

なお、日本の会場は東京と大阪の2拠点となっています。

国際会場手数料は、1科目あたり390ドルで、4科目合計で1,560ドル(17~21万円)かかります(出典:NASBA)。

USCPA国際会場手数料

費用項目内容費用
国際会場手数料アメリカ以外の会場で
受験する場合に必要
1,560ドル/4科目
(約17~22万円)
※1科目あたり390ドル
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

USCPA試験の受験料金

USCPA試験の試験科目は、FAR、BEC、AUD、REGの4科目ですが、受験料金は各科目238,15ドル、4科目合計で952.6ドル(約10~13万円)となります。

USCPA受験料金

費用項目内容費用
受験料金各科目の受験費用952.6ドル/4科目
(約10~13万円)
※1科目あたり238.15ドル
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

試験に不合格となった場合の追加費用

上記で説明してきた費用は、基本的にすべての科目を1回で合格した場合の金額です。

仮に1科目でも不合格となった場合には、1科目再受験するたびに約9万円が追加でかかるので留意が必要です(再出願料金1万円+国際会場手数料5万円+受験料金3万円)。

USCPAの登録費用

USCPAの登録費用

USCPAのライセンスは、登録した州で独立・開業するための営業許可となるものです。そのため、日本で業務を行う場合のライセンス取得は必須ではありません。

ただし、ライセンスを取得しなければ名刺に「USCPA」と記載したり、名乗ることができません。

ライセンス費用としては、登録時に6万円~、維持費用として3年ごとに7~15万円程度が必要となります。

USCPA登録費用

USCPAの登録には、ライセンス登録費用(約3万円)、AICPA倫理試験費用(約2万円)、資格学校サポート費用(約1万円~)が必要となり、約6万円が必要となります。

ライセンス登録費用は、州により異なりますが、約3万円です。

AICPA倫理試験費用は、ライセンス登録には倫理試験への合格が必要となり、これにかかる費用は約2万円です。

また、州へのライセンス申請手続きは結構複雑となっており、USCPAライセンスホルダーによるサインも必要になるため、資格学校のサービスを利用する人が大半です。

費用は、アビタスで約1万円、プロアクティブで約3万円となっています。

基本的には、上記で登録費用はすべてですが、人によっては、上記の他に学歴再審査費用や、追加単位取得費用が発生するケースもあります。

USCPAライセンス維持費用

USCPAへの登録後もライセンス維持費用が発生します。州によって異なりますが、年間3万円程度必要となります。

ライセンス維持費用としては、大きくライセンス更新料とCPE受講費用(研修費用)に分かれます。

更新料としては、3年に1回ライセンス更新が必要となり、1回の更新費用は230ドルとなり、1年あたり約77ドルとなります(ワシントン州)。

その他、CPE受講費用として、会計士の能力維持・向上のための研修受講が義務づけられており、費用としては200ドル程度が必要となります。

USCPAの費用対効果を検証

USCPAの費用対効果を検証

ここまでご覧いただきました通り、USCPAを取得するためには約70~130万円かかりますが、USCPAを取得することで年収1,000万円も可能となるので、費用対効果は高いです。

ここではUSCPAを取得することで、どの程度年収があがる可能性があるのかを紹介します。

なお、転職先としては、USCPAの人気の転職先であるBIG4監査法人を想定しています。

BIG4監査法人の平均年収を比較

BIG4監査法人の平均年収をOpenworkのアンケート結果に基づき掲載しています。回答者の平均年収であることから、回答者の年収に左右されますが、概ね800万円前後の水準となっています。

BIG4監査法人の平均年収

BIG4監査法人回答者の平均年収回答者数
有限責任監査法人トーマツ797万円550人
有限責任あずさ監査法人814万円410人
EY新日本有限責任監査法人798万円413人
PwCあらた有限責任監査法人761万円232人
出典:OpenWork(2023/3/21時点)

監査法人の役職別の年収

BIG4監査法人の職位別の年収は、スタッフの500~700万円から始まり、マネージャーで1,000万円超、パートナーとなることで1,500万円超となります。

BIG4 監査法人 職位別年

企業規模年収
スタッフ500~700万円
シニアスタッフ700~900万円
マネージャー900~1,100万円
シニアマネージャー1,100~1,300万円
パートナー/ディレクター1,500万円~
出典:筆者の経験

USCPAの費用対効果

USCPAを取得するためには約70~130万円かかりますが、USCPAを取得することで年収1,000万円も可能となるので、費用対効果は高いです。

USCPAに挑戦したいと思った方は、ぜひ、勉強を始めてください。

>>USCPAの監査法人転職に関する記事はこちら

USCPA取得費用に関するよくある質問

USCPA取得費用に関するよくある質問
USCPAの試験料はいくらですか?

USCPA試験の試験料は1科目あたり238.15ドルですが、再出願手数料が90~100ドル/科目、アメリカ・カナダ以外の国で受験する場合に国際会場手数料が390ドル/科目かかります。

日本円換算すると1科目あたり8~10万円かかる計算となります。

USCPAの資格維持に必要な金額はいくらですか?

州によって異なりますが、資格(ライセンス)維持費用としては、大きくライセンス更新料とCPE受講費用(研修費用)に分かれ、年間3万円程度となります。

監査法人等に転職すれば、監査法人で負担してもらえることが多いです。

USCPA取得費用を安くする方法は?

USCPA取得で最もお金がかかるのが予備校等の学習費用です。USCPAの予備校で各種割引制度があるので、確認してみてください。

例えば、CPA会計学院では、リスキリング制度を使うことで最大70%の補助を受けることが可能。受講料396,000円が最大70%OFFの実質144,000円で受講可能となります。

【USCPAの費用は高い?】その価値を見極めるための費用対効果を分析

本記事では、USCPA取得にかかる費用とその費用対効果を詳しく分析しました。

USCPAの取得費用は約70~130万円と高額に見えますが、USCPAを持つことで専門性の高いキャリアと高収入を手に入れるチャンスが広がります。

事実、監査法人等で活躍するUSCPA保持者は年収1,000万円超も夢ではありません。

費用項目内容費用
学習費用予備校代や教材費約30~82万円
受験資格費用学歴評価の発行依頼約1~3万円
受験費用・出願料金
・会場手数料
・受験料
約31~40万円
登録費用ライセンス費用約6万円
合計約70~130万円
※為替レートは、110円/USD~140円/USDとして計算

USCPAを目指すなら、合格実績No.1と評判のアビタスが最適な選択です。

資料請求やセミナー参加を通じて、アビタスのUSCPA講座があなたのキャリアアップにどれだけ貢献できるかを確認してみましょう。

この記事が、USCPA取得への第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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くまの助
公認会計士
【ブログ】
公認会計士やFASの転職や、簿記や公認会計士の勉強について解説する簿記・ファイナンスブログを運営。
【経歴】
大学在学中に公認会計士試験に合格。BIG4 監査法人へ入社し監査業務に従事したのち、BIG4 FASへ転職してM&A業務に従事。その後、独立して継続してM&A業務に従事している。

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