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【監査法人でついていけない方へ】監査がきつくて辛ければ転職もあり

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  • 監査法人で働く上でのストレスが限界
  • 仕事のプレッシャーや過労で疲れ果てている
  • 自分に合ったキャリアを見つけたい

監査法人で働く若手会計士は、激務やプレッシャーに悩まされ、自分のキャリアパスに不安を感じることが多く、転職を検討するケースが少なくありません。

くまの助

こんにちは。公認会計士のくまの助です。

私は、監査法人で5年間働いた経験があり、その後自分に合ったキャリアを見つけ、BIG4 FASへ転職を成功させました。その過程で学んだ監査法人での生き残り術や転職の考え方をお伝えします。

この記事では、監査法人で働く上でのストレスや過労が辛い場合、どのように対処すべきか、また、転職を検討する際のポイントや成功のためのコツを解説していきます。

この記事で分かること
  • 監査法人でついていけないと感じる理由
  • 監査法人の業務がきつくて、辛いと感じる理由
  • 監査法人でついていけない場合の対処法
  • 監査法人でついていけない場合は、事業会社への転職も可
  • 事業会社へ転職におすすめの転職エージェント

この記事を読めば、「監査法人での仕事がつらくなった時の対処法」「転職を成功させるための具体的なステップ」、さらに「自分に合ったキャリアを見つける方法」が分かります。

私の監査法人での経験とキャリアの選択肢をまとめましたので、監査法人での仕事に悩んでいる方や、自分に合ったキャリアを模索している方は、ぜひ最後までお読みください。

転職を検討する際は、公認会計士専門のおすすめの転職エージェントである「マイナビ会計士」への登録をおすすめします。

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私も利用しましたが、担当の方の会計士業界への理解が深く、転職時にサポートしてもらいました。

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関連記事①:【マイナビ会計士の評判】実際に登録して転職した会計士が解説
関連記事②:【監査法人を辞めたい方へ】監査法人の退職タイミングと転職先を解説

※マイナビのプロモーションを含みます。

この記事の著者

くまの助(Twitter

公認会計士

・大学在学中に公認会計試験に合格。
・BIG4監査法人で監査業務に従事した後、BIG4 FASへ転職し、M&A業務に従事。
・独立開業後も、継続してM&A業務を行っている。

プロフィール詳細はこちら

目次

監査法人でついていけないと感じる理由

監査法人でついていけないと感じる理由

監査法人でついていけないと感じる理由はさまざまですが、代表的な理由は以下の通りです。

監査法人でついていけないと感じる理由
  • マネージャーや、上位のシニアスタッフの働き方を真似できないと感じる
  • 同期に非常に優秀なメンバーがいる
  • リモートワークで十分な経験を積めていない
  • 先輩に質問することを遠慮してしまう
  • クライアントの経理担当者が優秀

マネージャーや、上位シニアスタッフの働き方を真似できないと感じる

近年、働き方改革の影響でスタッフの稼働管理がかなり厳しくなっています。一方でマネージャーや上位のシニアスタッフにそのしわ寄せがきている傾向にあり、マネージャーやシニアスタッフの方の業務量が増加しています。

一方で、PCの起動時間が制限されている法人も多く、遅くまで残業できないことから、マネージャーやシニアスタッフは業務を終わらせることに必死になっており、忙しそうにしている姿を見ることも多いのではないでしょうか。

そのような姿を見て自分には真似できないと感じ、ついていけないと感じる方が多くなっています。

同期に非常に優秀なメンバーがいる

監査法人には非常に優秀な方も多く、早稲田・慶応をボリュームゾーンとして東大出身の方も多くいます。

監査法人に入ってしまえば学歴自体はあまり関係ありませんが、やはり能力が高い方が多いため、はじめは戸惑うことも多いのではないでしょうか。

順調に昇格していく同期を見て、監査法人でずっとやっていくのは難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。

リモートワークで十分な経験を積めていない

コロナ禍以降、監査法人ではリモート環境下で監査を行うケースが増加しています。

従来は、監査部屋でクライアントの方にヒアリングをしたり、先輩に質問をして監査の経験をつむことができていましたが、リモートワークがベースとなって以降は、それも難しくなっています。

特にコロナ禍以降に監査法人に入社された方は、リモートワークで十分な経験を積めていないことから、業務に自信が持てず、監査法人でやっていくのは難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

先輩に質問することを遠慮してしまう

リモートワークの弊害でもありますが、出社していたころと比べると先輩に質問する機会は格段に減ったというのが現状ではないでしょうか。

従来は、同じ監査チーム内で自由に質問できていたと思いますが、リモートになるとWeb会議や電話の時間をわざわざ確保してもらう必要があるため、どうしても質問がしづらくなってしまいます。

加えて、働き方改革の影響で負荷が増えているマネージャーやシニアスタッフの方に質問するのは躊躇するという方もいらっしゃるかと思います。

ただ、質問を遠慮しているといつまでたっても疑問が解決せず、自身の成長スピードが遅くなってしまうため、遠慮なく質問するようにしましょう。ただ、もちろん自分で考えたうえで、「●●まで考えましたが(調べましたが)、△△が分かりません」といった形で質問するようにしましょう。

クライアントの経理担当者が優秀

クライアントの経理担当者のレベルは、クライアントによってさまざまかと思いますが、一般的に大企業になればなるほど、経理担当者は優秀な方も増えてきます

それこそ、公認会計士の資格を保有している方が監査対応されるケースも多いので、どうしても年次の若いスタッフだとうまく対応できないこともあるでしょう。

このようなケースでは、上司の方が窓口となって対応するケースが多いと思いますので、その対応を見て、仕事についていけないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

監査法人の業務がきつくて、辛いと感じる理由

監査法人の業務がきつくて、辛い理由

先ほどは、監査法人でついていけない理由を説明しましたが、ここでは監査業務がきつい、辛いと感じる理由を解説します。

監査法人の業務がきつい、辛いと感じる理由
  • 労働時間が長くてきつい
  • リモートワークでコミュニケーションをとる時間が少なく精神的につらい
  • パワハラ気質な上司がいる監査チームにアサインされた
  • 監査がつまらない
  • クライアントに気を遣う

労働時間が非常に長くてきつい

近年、働き方改革により労働時間が短くなったとはいえ、四半期レビューの短信発表直前や、期末監査は忙しい状況が続いています。

スタッフの方は残業時間が制限されているので、残業時間は以前に比べて短くなっていると思います。

一方で、スタッフの方は時間内に割当を終わらせる必要があるため、以前よりも効率よく働くことが求められるようになっています(ただ、現実問題として、終わらなかった割当は上司の方が引き取っているケースも多いようですが。)

リモートワークでコミュニケーションを取る時間が少なく精神的に辛い

リモートワークの弊害としてよく話題にあがる話ですが、どうしてもコミュニケーションが不足しがちになります。

コミュニケーションで業務が不効率となったり、経験不足となることもありますが、何よりも人とコミュニケーションをとる時間が圧倒的に減ることで、憂鬱な気分になってしまいます。

監査はただでさえPCに向かう時間が多く、資料を見たり、調書を作成する時間が長い中で直接的なコミュニケーションが減ることは病んでしまう原因となり、精神的に辛いものがあります。

パワハラ気質な上司がいる監査チームにアサインされた

昔よりはかなり少なくなったと思いますが、今でも指導が厳しく、パワハラに近いような指導を行う上司がいることも事実です。このようなチームにアサインされてしまうと、なかなか抜け出すことができず、監査までがつらくなってしまいます。

監査がつまらない

監査は、その業務の性質上どうしても会計上の誤りがないかを探す側面が強く、また単純作業も多いので、業務をつまらないと感じる方もいらっしゃるかと思います。

監査をつまらないと思ってしまうと、なかなかずっと監査を続けていく気にもならないと思いますが、監査法人でないと得られない経験やスキルがあるのも事実です。

具体的には、上場会社の会計処理や事例、内部統制を含めた管理体制等を触れる機会はなかなかありません。私もBIG4 FASを経験しましたが、監査法人に在籍していたころほどは自由に資料を見ることはできませんでした。

クライアントに気を遣う

クライアントの規模が大きくなればなるほど、クライアントの経理の方の能力も高い傾向にあります。中にはあたりの強い方もいらっしゃるため、若手会計士が初歩的な質問をするようであれば、監査チームの上席者にクレームが入ることも多々あります。

若手会計士と言えど、一人のプロフェッショナルですので、基本的なことは理解したうえで経理の方とコミュニケーションをとるのは当然ですが、想像以上に気を遣う必要があるクライアントがあることも事実で、監査をつまらない、辛いと感じる方もいらっしゃるでしょう。

監査法人でついていけない場合の対処法

監査法人でついていけない場合の対処法

監査法人でついていけないと思ったり、監査業務がきつい、辛いと感じる方で、どうしても我慢できない場合は監査法人から転職するをおすすめします。

ただ、転職といってもどのような方にもすぐに転職することをおすすめするわけではなく、監査経験が短い方(4年未満)の方はもう少し経験を積むことをおすすめします。

監査経験が4年未満であれば、主任も十分に経験できていないと思いますので、経験値や専門能力が不足しています

我慢できる範囲であれば、4~5年は監査を経験して専門能力を身につける

監査法人での勤務を我慢できるのであればという前提付きですが、少なくとも4~5年は監査を経験して、会計や監査の専門能力と経験を身につけるべきです。

監査経験が4年未満ですと、主査経験も乏しいと思いますし、監査を一通り経験したとは言えない中途半端な状態です。少なくとも主査を1~2年は経験することで監査チームのマネジメントも経験できるので、おすすめです。

また、監査経験が4年以上となると公認会計士登録も終わっていると思いますし、対外的な評価もあがります(世間では思った以上に、公認会計士登録しているかどうかで判断されます。)。

監査を4~5年経験してみて、それでも監査法人がつまらないと思うのであれば、転職すれば問題ないかと思います。

監査法人での経験が十分でない状態で転職した場合、転職先でも思ったほど活躍できない方が多いのも事実です。

どうしても厳しいようであれば、転職を検討

上記で監査を4~5年経験して、専門能力と経験を身につけることをおすすめするのは、あくまで監査業務を我慢できる場合です。特に上司がパワハラ気質であるとか、長時間労働で体調を崩してしまった場合等、やむを得ない場合は転職を検討しましょう。

監査法人でついていけないと思う方は、ワークライフバランスを改善したいと思う方が多いと思いますので、事業会社への転職をおすすめします。

事業会社のワークライフバランスの度合は会社によりますが、転職エージェントに相談してワークライフバランスを確保できる転職先を探すことをおすすめします。

また、転職者の口コミサイトであるOpenWorkでも、会社ごとの残業時間や評価を調べることが可能であるため、参考にしてみてください。

転職する場合は、自分や知人からの情報のみでは十分な情報収集は困難ですので、転職エージェントを利用して効率的に情報収集することをおすすめします。特に非公開求人は、転職エージェントに登録しないと見つけることができませんし、下記のマイナビ会計士は、転職サポートが非常に充実しており、職務経歴書や面接対策へのアドバイスを行ってくれるため、転職が初めての方におすすめの転職エージェントとなります。

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監査法人でついていけない場合は、事業会社への転職も可

監査法人でついていけない場合は、事業会社への転職も可

監査法人でついていけない場合は、事業会社へ転職することをおすすめします。

事業会社へ転職するメリットは多数ありますが、ここではそのメリットを紹介していきます。

事業会社へ転職するメリット

監査法人から事業会社へ転職するメリットは以下の通りです。

監査法人から事業会社へ転職するメリット
  • ワークライフバランスが整っている
  • 会計知識や監査の経験がそのまま活かせる
  • 安定しえおり、福利厚生も充実している

ワークライフバランスが整っている

事業会社へ転職するメリットの1つはワークライフバランスが整っていることです。働き方改革の影響により、大企業では残業時間が減少している会社も多くなっています。

少なくとも監査法人と比較すると残業時間が少ない会社は多いでしょう。

会計知識や監査の経験がそのまま活かせる

会計士の最大の武器は会計知識と監査経験ですが、事業会社の経理や内部監査部門へ転職するとそのスキル・経験をそのまま活かすことが可能となります。

事業会社としても公認会計士には、高度な会計知識や専門能力を求める会社が多いため、そのスキルを存分に生かすことができるでしょう。

一方で、経理実務や会計システムの使い方といった経験は、転職してから身につける必要があります。ただ、このあたりは問題なくこなせるでしょう。

安定しており、福利厚生が充実している

事業会社(大企業)へ転職する大きなメリットの1つです。このご時世、終身雇用も終わりを迎え、大企業もいつ倒産するか分からないと言われる世の中ですので、大企業に転職したからといって一生安泰というわけではありません。

ただ、監査法人でずっと勤務するよりは安定しているのではないでしょうか。

監査法人では、長時間労働が続く中で体調を崩すリスクや、昇格し続けないと会社にいづらくなるというのは回避することが難しいでしょう。そう考えると大企業に転職した方が安定するのではないでしょうか。

また、監査法人は入所からシニアスタッフぐらいまでは給料水準は高いですが、マネージャーの給料は業務量に比べると十分とは言えません(1,000万円前後)。

そのため、大企業に転職して順調に出世すると年収が高くなるケースもよくあります。また、監査法人の福利厚生や退職金は雀の涙ですので、このあたりは大企業と大きく差があります

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事業会社への転職におすすめの転職エージェント

20代の公認会計士におすすめの転職エージェント

事業会社へ転職したい公認会計士の方におすすめする転職エージェントは、マイナビ会計士とビズリーチとなります。

マイナビ会計士は、マイナビが運営する会計士専門の転職エージェントであり、担当者は会計士の転職に非常に詳しく、また対応やサポートも丁寧であることから初めて転職する方にもおすすめです。

また、大手の転職支援会社であるマイナビのサービスであるため、事業会社の求人も多いのが特徴となっています。キャリア相談にも乗ってもらえますし、公認会計士であれば登録しておいても損はないと思います。

ビズリーチは、求人の1/3が年収1,000万円以上の求人となっているハイクラス向けの転職サイトとなります。登録すると希望にあわせてヘッドハンターからスカウトメールが届く仕組みとなっています。
ハイクラスの転職を目指す方は、是非登録しておくことをおすすめします。

事業会社向け転職エージェント

①マイナビ会計士

マイナビ会計士は、公認会計士専門の転職エージェントであり、業界専門のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。マイナビ会計士は、公認会計士向けの非公開求人を多数保有している点に特徴があります。

私も、マイナビ会計士を利用していましたが、担当の方が公認会計士業界にかなり詳しく、BIG4の動向や転職マーケットの状況を含めて、かなり詳細に話を聞くことができました。

やはり、担当者の方が業界に詳しいことは重要です。

また、マイナビ会計士は、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策等のサポートがしっかりしており、転職初心者の方におすすめの転職エージェントです。

マイナビ会計士に興味がある方は、以下から登録してみてください。

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参考記事:マイナビ会計士の評判に関する記事はこちら

②ビズリーチ

ビズリーチは、CMでもおなじみですが、ハイクラスの転職を目指す人におすすめの転職エージェントです。

幅広いハイクラスな求人がヘッドハンターから届きます。もちろんFASも含まれています。

私もビズリーチに登録していたのですが、ヘッドハンターには商社、コンサル、大企業等の専門の方が多数登録されており、かなり深い話を聞くことができるので、自身の希望業種出身のヘッドハンターに色々と業界や会社の話を聞いてみることをおすすめします。

ビズリーチに興味がある方は、以下から登録してみてください。

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【監査法人でついていけない方へ】監査がきつくて辛ければ転職もあり まとめ

【監査法人でついていけない方へ】監査がきつくて辛ければ転職もあり まとめ

この記事では、監査法人で働く上でのストレスや過労が辛い場合、どのように対処すべきか、また、転職を検討する際のポイントや成功のためのコツを解説していきます。

この記事で分かること
  • 監査法人でついていけないと感じる理由
  • 監査法人の業務がきつくて、辛いと感じる理由
  • 監査法人でついていけない場合の対処法
  • 監査法人でついていけない場合は、事業会社への転職も可
  • 事業会社へ転職におすすめの転職エージェント

この記事を読めば、「監査法人での仕事がつらくなった時の対処法」「転職を成功させるための具体的なステップ」、さらに「自分に合ったキャリアを見つける方法」が分かります。

私の監査法人での経験とキャリアの選択肢をまとめましたので、監査法人での仕事に悩んでいる方や、自分に合ったキャリアを模索している方は、ぜひ最後までお読みください。

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くまの助
公認会計士
【ブログ】
公認会計士やFASの転職や、簿記や公認会計士の勉強について解説する簿記・ファイナンスブログを運営。
【経歴】
大学在学中に公認会計士試験に合格。BIG4 監査法人へ入社し監査業務に従事したのち、BIG4 FASへ転職してM&A業務に従事。その後、独立して継続してM&A業務に従事している。

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