- 簿記3級に落ちて恥ずかしい
- 簿記3級に合格したい、合格する勉強法を知りたい
- 簿記3級に落ちた理由が分からない
こんにちは。公認会計士のくまの助です。
簿記3級の試験を受けたものの、残念ながら不合格となってしまい、恥ずかしいと思っていませんか?
自分で何かを変えようと簿記3級の勉強を始めたことは素晴らしいことです。ただ、せっかく勉強を始めても資格試験は合格しなければ評価されません。
簿記3級に不合格となっても決して恥ずかしがることはありませんが、せっかく勉強を始めたのですから、しっかりと対策を行ったうえで次の試験では絶対に合格しましょう。
簿記3級の合格率は約50%ですし、正しい勉強法に基づいて簿記を理解し、問題演習をすれば絶対に合格できます。
この記事では、簿記3級に不合格となった方向けに、おすすめの無料講義・テキスト、勉強法を解説しています。正しい簿記の学習を通じて、次は必ず合格しましょう。
- 簿記3級に不合格となった場合の心構え
- 簿記3級に落ちた原因・落ちた人によくあるパターン
- 簿記3級に落ちた場合の対策
- 簿記3級 試験問題ごとの対策
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また、CPA会計学院の簿記3級講座の評判を知りたい方や、簿記3級の勉強方法を知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
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くまの助(Twitter)
・大学在学中に公認会計試験に合格。
・BIG4監査法人で監査業務に従事した後、BIG4 FASへ転職し、M&A業務に従事。
・独立開業後も、継続してM&A業務を行っている。
簿記3級の不合格は恥ずかしいのか?
簿記3級の合格率は約50%で、簡単という話もよくききます。そのため、簿記3級に落ちると恥ずかしいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしがる必要は全くありません。
簿記3級に不合格でも恥ずかしがる必要はない
簿記3級に不合格となったからといって恥ずかしがる必要は全くありません。確かに簿記3級は合格率も50%と決して低いわけではありませんし、しっかり勉強さえすれば誰にでも合格できる試験です。
ただ、この印象が簿記の初学者を油断させる要因となっています。
簿記3級はそもそも、小規模な会社や個人事業主が事業として行った取引を帳簿として記帳する方法を学ぶ試験です。ただ、初学者にとっては以下の要因で理解が難しくなっています。
- 専門用語が多く、取引をイメージしにくい
- 簿記・会計の考え方が難しい
- 仕訳や、総合問題の問題演習不足
そのため、簿記3級に合格するためには上記を理解したうえで勉強する必要があります。逆に言うと上記さえしっかりと対策してしまえば、簿記は簡単です。
しっかりと反省して次の試験に活かす必要がある
簿記3級に落ちても恥ずかしがる必要はありませんが、反省はしっかりする必要があります。
簿記3級の勉強をする前に、以下の要素を整理し、自分はどこができていなかったために不合格となったのか理解する必要があります。
- 簿記3級の範囲の勉強すべて終えたか
- すべての単元を理解できているか
- テキストを読む際は、実際に仕訳を切って電卓をたたいたか
- 苦手な単元の有無(現預金、商品売買、帳簿・伝票問題等)
- 問題演習は十分か
- 過去問や模擬試験を解いて対策したか(仕訳問題、帳簿問題、総合問題)
- 時間は足りているか
簿記3級の試験を改めて理解する
簿記3級の勉強を始める前に改めて簿記3級の概要を整理しておきましょう。もう十分理解できているという方は読み飛ばしてください。
簿記3級の概要
簿記3級の概要は以下の通りで、統一試験とネット試験があります。
簿記3級試験の概要
簿記3級概要 | |
---|---|
試験科目 | 商業簿記 |
問題数 | 大問3問で構成 第1問:仕訳問題 第2問:帳簿問題等 第3問:総合問題 |
試験時間 | 60分 |
合格基準 | 70%以上 |
試験形式 | 1.統一試験(6月、11月、2月) 2.ネット試験(いつでも可)※ ※年3回の統一試験(ペーパー形式)の前後に、日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験の施行休止期間を設定しています。 |
受験料 | 2,850円(税込) |
簿記3級の試験範囲
簿記3級の試験範囲は以下の通りとなっています。定期的に試験範囲が見直されますので、次回の受験する回と手元にあるテキストの範囲が一致しているかを確認しておきましょう。
参考:簿記3級の試験範囲
>>簿記3級におすすめのCPA会計学院の無料講座や勉強法に関する記事はこちら
関連記事①:【無料】CPA 簿記3級無料講座とテキストの評判を解説
関連記事②:簿記3級に1ヶ月で合格するための講座・テキスト、勉強法、スケジュールを紹介
簿記3級に不合格で恥ずかしく感じる原因・落ちた人によくあるパターン
簿記3級に不合格となった原因、落ちた人によくあるパターンを紹介します。自分に当てはまるものがないかを確認して、しっかりと対策を立てましょう。
簿記3級に不合格となる原因①:簿記3級を簡単だと誤解した
簿記3級に不合格となる最大の原因は、簿記3級を簡単だと誤解したことです。
簿記3級は合格率が50%ですし、簡単だという話もよく聞きます。その噂を信じて、試験の1~2週間前から勉強を始めると悲劇が起こります。
焦って勉強を始めるものの慣れない専門用語を理解できず、テキストを丸暗記してで本番に挑むものの、テキストよりレベルの高い問題が出題され、まったく手ごたえがなく不合格というパターンがよくあります。
簿記3級に不合格となる原因②:理解不足
不合格の原因の2つ目は簿記の理解不足です。簿記3級は会社や個人事業主の事業に係る取引を帳簿に記入する方法・ルールを学ぶものです。
そのため、そもそも会社がどのような取引を行っているのかを理解しなければ簿記の理解も進まず、問題を解くことは難しくなります。
簿記3級の範囲ではあれば、丸暗記してしまうことも可能ですが、それでは実務では全く使えません。また、理解を伴わない丸暗記は苦痛ですし、記憶の定着も悪いですし、何より勉強していて楽しくありません。
簿記3級に不合格となる原因③:勉強不足
不合格の最大の原因の3つ目は単なる勉強不足です。
簿記3級に合格するためには約100時間の勉強が必要と言われています。どうでしょうか?100時間勉強してから、受験しましたか?
簿記3級のテキストはそれほど分厚いわけでもなく、順調に進めば1週間程度でテキストは終わります。これで勉強した気になっていませんか?テキストが終わったあとは、問題演習や、過去問・模擬試験を解けるようになる必要があります。
簿記3級はテキストが終わっただけでは、まず受かりません。なぜなら、テキストは初学者にも分かりやすいように簡易な設例で分かりやすく作られているためです。
しかし、簿記3級の試験問題は、テキストの問題より1~2段階レベルが高いです。そのため、本番の試験レベルの問題を解けるように問題演習や過去問で学習する必要があるのです。
簿記3級に不合格となる原因④:問題演習不足
簿記3級に不合格となった原因の4つ目は問題演習不足です。
問題集や過去問、模擬試験で1回問題を解いただけで満足していませんか?
簿記検定に短期で合格する方法は、問題を覚えてしまうぐらい何回も同じ問題を繰り返しとくことです。簿記の問題は出題パターンがある程度限られます。これは、簿記3級のみならず、簿記2級、1級、公認会計士試験の簿記にも通じる勉強法です。
騙されたと思って一度試してみてください。かなり成績があがって驚くはずです。
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関連記事②:簿記3級に1ヶ月で合格するための講座・テキスト、勉強法、スケジュールを紹介
簿記3級に不合格でも恥ずかしがらずに次の対策へ
簿記3級に不合格となった場合の対策を解説していきます。具体的には以下の通りです。
- 講義・テキストを変更する
- 試験の2週間前にはテキストを終わらせる
- 問題演習の時間を確保して、何回も繰り返す
- ネット試験を受験する
対策1:講義・テキストを変更する
最近は、簿記3級の勉強方法にもさまざまな選択肢があります。専門学校、市販のテキスト、You Tube、簿記の勉強サイト等の多数の選択肢がありますが、メリット・デメリットは以下の通りです。
簿記3級の勉強方法のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
専門学校 | 講義が分かりやすい | 費用がかかる(1万円超) |
市販のテキスト | 分かりやすいテキストが多い | 講義に比べると理解が難しい |
You Tube | 分かりやすい講義もある 無料 | 他の動画が目に入るため、集中しづらい |
簿記の勉強サイト | 無料 | 講義に比べると理解が難しい |
最近はYou Tubeで勉強する方が増えてきています。昔は専門学校でしか聞けなかったような講義がYou Tubeで無料で勉強できるようになったのですから、良い世の中になりました。
ただ、You Tubeで勉強することには、1点大きなデメリットがあります。それは、You Tubeには多くの誘惑が隣り合わせになっていることです。
You Tubeは仕組み上、あなたの興味がある動画がおすすめ動画として自動的に表示されます。このおすすめ動画の誘惑に勝てるでしょうか?集中して勉強する環境を作るためにも、You Tubeでの勉強はおすすめしません。
私がおすすめするのは、CPA会計学院が提供する無料の簿記3級講座です。CPA会計学院の公認会計士講座の資料請求をするだけで、公認会計士の入門講座(簿記3級相当)を無料で受講することができ、テキストと問題集をもらえます。
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関連記事①:【無料】CPA 簿記3級無料講座とテキストの評判を解説
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対策2:試験の2週間前にテキストを終わらせる
簿記3級では、問題演習や過去問演習を繰り返し行うことが重要であるため、問題演習の時間を確保する必要があります。試験前の2週間は問題演習、過去問演習にあてましょう。
そのためには、テキストの内容を試験の2週間前までには理解して、テキストの問題であれば解けるようになっておく必要があります。
テキストの基本的な問題を理解していれば、問題演習や過去問演習の効果も上がってきます。
対策3:問題演習を何回も繰り返す
簿記3級に短期間で合格するためには、何度も問題演習を繰り返す必要があります。
特に簿記の帳簿の問題(大問2)や、総合問題(大問3)は習得に時間がかかることもあり、十分な演習時間を確保しておかないと合格が難しくなります。
簿記3級の出題は、ほとんど過去問の類似問題です。過去問、模擬試験の繰り返しで余裕をもって合格できます。
なお、問題演習時の留意点としては、間違えた問題はかならずテキストに戻って基本から確認しましょう。こうすることで、テキストで理解した問題や仕訳が本試験でどのように出題されて、何を理解しておかなければならないのかが分かるようになります。
対策4:ネット試験を受験する
統一試験を受験して不合格となった場合は、ネット試験を受験してみることをおすすめします。
公式に発表されている統一試験とネット試験の合格率は以下の通りとなっています。合格率としてはネット試験は41%程度で安定していますが、統一試験は27.1%~50.9%とかなりバラつきがあります。
統一試験(新試験制度導入後)
回 | 合格率 |
---|---|
第161回(2022/6/12) | 45.8% |
第160回(2022/2/27) | 50.9% |
第159回(2021/11/21) | 27.1% |
第158回(2021/6/13) | 28.9% |
ネット試験
時期 | 合格率 |
---|---|
2022/4~6月 | 41.1% |
2021/4~2022/3月 | 41.0% |
2020/12~2021/3月 | 41.0% |
一方で、あくまで噂レベルですが、ネット試験の方が簡単という話も聞きます。統一試験で不合格となってしまった方はネット試験も試してみてください。
Twitterでの口コミを掲載しておきます。ネット試験の方が簡単だったという声があがっています。
簿記3級の不合格は恥ずかしい?簿記3級に落ちた場合の対策を解説
この記事では簿記3級に不合格となった方向けに、おすすめの対策方法について解説してきました。
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